ブログほほえみ通信

妊活中のダイエット

体重を気にして妊活中にダイエットをすべきか相談を受けることがあります。
 
その際にお伝えさせていただいているのが、以下の3つが重要だという事です。
 
1)ダイエットが本当に必要な方なのか
2)ダイエットの方法について
3)ダイエットをすべき時期はいつか
 

1)ダイエットが本当に必要な方なのか
まず、1つ目のダイエットが必要な方とは・・・
・BMIが30以上の方
・短期間で急激に体重が増加し、それによって生理が止まってしまった方
・20歳の頃より5kg以上、体重が増えてしまった方
 です。

上記に該当する場合、偏った栄養の摂り過ぎで必要な栄養が体内に摂れていない状態になっています。
太り過ぎも「栄養不足」状態なのです。
 
太り過ぎの不安要因として、
 
・卵巣年齢(AMH)の高齢化
・多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になりやすい
・流産しやすい
・妊娠するまで時間がかかりやすい
 
ことが考えられます。
 
BMIの計算方法は、
 BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)}
こちらのサイトで数値を入力すると計算できます。
https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732
 
自覚的に太っていると思っていても、生理がちゃんとあって、上記に該当していなければダイエットをする必要はありません。
これまでの妊娠された方々を振り返ってみても、むしろ、ややふっくらされてる方が妊娠しやすいです。
 

2)ダイエットの方法について

運動で1ヶ月に1〜2kg減らすゆっくりダイエットが良いです。
 
過度の食事制限や偏った食生活で体重を減らすのは間違えたダイエットに陥りやすく、体調不良を起こしやすいです。
たとえば、顔色が悪く見えたり、不健康で疲れやすくなったり、爪や髪がボロボロになったり、とにかく「栄養不足」の状態に陥りやすいです。
他にも、生理が止まったり、無排卵を起こしたり、にきびや肌荒れが悪化してガサガサになったり、女性ホルモンや生殖器にも影響します。
 
食事で体重を減らすことは、体内の脂肪だけでなく筋肉を作るタンパク質も燃焼させてしまいます。
栄養不足の状態で不妊治療を続けても、妊活に必要な高タンパク質が不足しているため、妊娠から遠のいてしまいます。
更に毎月の月経によって鉄分も失われてしまいます。
 
栄養不足によって女性ホルモンが不足した状態が続くと、卵巣機能の低下、骨量の減少や膣の乾燥などの症状を起こしたり、
体内で糖質をエネルギーに変えるとき必要なミネラル、ビタミンの不足にもつながります。
 
お菓子や間食、冷たい飲食物やアルコール・カフェインを控えるのは良いですが、食事だけで減量しないようにしてくださいね。
 

3)ダイエットをすべき時期はいつか
上記に該当するダイエットした方が良い方の場合、取り組む時期は「妊娠しやすい体づくりに取り組んでいる期間」です。
 
妊娠する可能性のある期間は絶対にダイエットをしてはいけません。
なぜかというと、妊娠した場合にお腹の中の胎児に栄養が届けられず成長を妨げてしまうからです。
またホルモン値が下がるため、妊娠しにくくなります。
 
ですから、今周期は妊娠したいと思う月にダイエットはしない方がいいです。
体外移植であれば、採卵・移植の周期もよくありません。
卵子の質を上げることが出産までつながる卵子になるので、体づくりをしてから妊娠する方が安心です。
心配な方は、ダイエット(運動による)に取り組む期間がタイミングをお休みするのも良いでしょう。
 
2人目の妊娠を考えている方で、1人目で体重増加し出産後に体重が戻らない場合、
足腰に負担がきたり、産後の回復に時間がかかってしまいます。
そのまま2人目を妊娠すると更に体重増加に繋がってしまい、妊娠中毒症になりやすいです。
妊娠中の体重管理は赤ちゃんの低栄養を防ぎ赤ちゃんの健康を守ります。
 
体重コントロールの目安としては、
妊娠中は8kg前後の増加が理想です。10kg以上太ってしまった場合は戻した方がいいです。
 
摂取カロリーの目安としては、
妊娠時は1800カロリー
授乳中は2500カロリー(子どもに700カロリー)
 
妊娠前、妊娠中、出産後の体重コントロールは、母子の健康を守ります。
ぜひ、参考になさってください。

 

 

不妊治療専門 子宝灸 ほほえみ鍼灸院(練馬 / 池袋 / 新宿)

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