ブログほほえみ通信

甲状腺免疫疾患と妊活

本来、人間の体には外敵をやっつけ、味方をまもる機能があります。
これが異常をきたし、味方までも攻撃する暴走した状態を「自己免疫異常」いいます。

 

健康な体は、以下の3つのバランスによって保たれています。

1.免疫
インフルエンザや風邪などウィルスや細菌から身を守ります。

 

2.自律神経
体温や心拍をキープし、消化機能を調整するなど生命維持に大切な働きをしています。

 

3.ホルモン
臓器が正常に機能するよう働きかけています。

 

この3つのうち1つでも欠けたらバランスが崩れます。
免疫の低下は自律神経やホルモンを乱れにもつながります。
 
30〜50代の女性に多い甲状腺免疫疾患は、自己免疫異常の一つです。
加齢によって甲状腺ホルモン分泌の減少、過剰なストレス、怪我や感染症がきっかけになったりします。
甲状腺ホルモンは、基礎代謝や新陳代謝に関わっており、症状が加齢や更年期に似ているため見過ごされやすいので血液検査で確認すると安心です。
 
妊娠を目指す場合、胎児のことも異物を捉えて攻撃されてしまうため流産のおそれもあるため、甲状腺免疫疾患に該当した場合は、妊娠前までに治療することが大切です。
不妊治療における薬剤性や子宮卵管造影検査後やヨード過剰、出産などによって一過性に甲状腺ホルモンの分泌異常を起こすことがあります。
 
血液検査で行われるTSH(大脳から出される甲状腺刺激ホルモン)の値が
一般の人:0.2〜4.5
妊娠を目指す人:0.2〜2.5
ですと基準範囲です。
妊活をしていなければ、2.5以上の値でも4.5以下であれば正常値になりますのでご注意ください。
 
治療法は、内服薬が主です。
1か月ほど服薬するとTSHの値が正常になっていくと言われています。
(もちろん個人差はあります)
 
予防法は、
・過激なストレスを避ける
・風邪やインフルエンザなどウィルス感染や怪我に注意する
・体調不良につながる諸症状に敏感になり早めに対処する
・ヨードを豊富に含む昆布やヨード卵やヨードうがい薬など避ける
 
また、甲状腺ホルモンは睡眠中に正常にリセットされるので睡眠不足に注意し、十分な睡眠をとれるよう工夫することも大切です。

 

不妊治療専門 子宝灸 ほほえみ鍼灸院(練馬 / 池袋 / 新宿)

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