ブログほほえみ通信

子宮内膜炎

子宮内膜炎について質問を受けたので、まとめました。
 
子宮内膜炎とは、細菌感染によって子宮内膜に炎症が起きている状態をいいます。
 
下腹部の張りや痛み、不正出血、膿性おりもの、下痢、微熱など症状を訴える方もいますが、ほとんどの場合、自覚症状がなく気づかないことが多いです。
そのため、不妊治療の検査を受けに行って知ることが多いです。
 
子宮内膜炎には、急性慢性老人性の3タイプがあります。
急性の場合は、月経時に内膜が剥がれ出ると同時に細菌も体外に排出されて自然に治癒する場合もあります。
慢性の場合は、子宮内膜の基底層まで細菌が入るため、子宮内膜が作られるごとに感染するため、自然に治癒することは難しいので治療が必要になります。
きちんと療した後は妊娠の可能性が高くなります。
老人性の場合は、加齢によるホルモン分泌の減少によって子宮頚管の粘液が減少し細菌が侵入しやすくなるため起こります。
 
子宮内膜炎検査(BCE)を受けて陽性の場合、抗菌薬をおよそ2週間服用し、再検査して確認します。
きちんと除菌できていないと再発の可能性があるため、再検査による確認は大切です。
内膜が厚くなる高温期の場合、基底層まで内膜を確認できにくくなるため、検査時期は生理後〜排卵前の間がベストです。
 
ですが、先ほどあげたように治療することによって、妊娠率が上がることも東京大学の調査などによって分かってきています。

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13675879.html
治療後に妊娠された場合、本来妊娠できる受精卵があったけれど、子宮内環境がよくなかったことが明らかになります。
 
細菌感染源は以下があげられます。
 
・子宮内検査後(子宮内膜生検、子宮卵管造影、卵管通水術などの子宮内操作時に細菌が侵入する場合もある)
・性行為による感染症(淋菌やクラミジア菌など)
・流産や中絶など処置や出産後(子宮頚管が開いているため)
・閉経後(子宮頚管の粘液の減少)
 
原因不明の不妊の一部には、慢性子宮内膜炎によって習慣性流産や着床不全など影響が出ている可能性もあります。
 

不妊治療専門 子宝灸 ほほえみ鍼灸院(練馬 / 池袋 / 新宿)

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  • 2018.11.07 Wednesday
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  • 11:37
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