良質な睡眠は妊活においてもとても大切です
質の良い睡眠をとることが、女性ホルモンの分泌を円滑にし、卵子の質を上げてくれます。
採卵しても卵子の育ちがいまいちだったり、なかなか採卵できないという場合、睡眠が大きく影響していることが考えられます。
就寝時間が早いこと、寝つきが良いこと、夜中に何度も目を覚まさないこと、寝起きが良いことが良い卵子を作る上で大切です。
睡眠障害のほとんどは自律神経の乱れ、つまり交感神経が高ぶっているために起こります。
たとえば、
・寝る直前まで明るい部屋にいる
・寝る直前までTVやスマホなどブルーライトを浴びている
・食事や入浴の時間が遅い
・寝る時間が遅い
・のぼせ冷えを起こしている
・痛みやかゆみなど体の不快感で体がほてっている
など
睡眠は体と頭を休ませ、リセットするために必要なものです。
睡眠の質が落ちたと感じる場合、早急に自分で何が原因か検証し対策を練ること早い解決につながります。
体は賢いので覚えさせると勝手に反応して教えてくれます。そのためにも
・1日のリズムサイクルをつくる
・入眠儀式をつくる
ことが大切です。
たとえば、
朝起きたら
・起床時間を一定にする
・朝の太陽の光を20分前後浴びる
・一杯の水を飲む
・トイレに行く時間を決める
・ミントの香りをかぐ
・足湯をする
夜寝る前は
・“明るさ、音、色、温度・湿度、におい +枕の高さと寝具”の調整。
・部屋の照明を薄暗くする(間接照明、スタンド照明など)
・TVやスマホを消して、ヒーリング音楽を流す(タイマー設定する)
私は最近これをよく聞きます↓
http://www.youtube.com/watch?v=z5S6qYxUuJg
・ゆっくり深呼吸をして、体の力を抜く(軽い夜ヨガやストレッチも◎)
・ラベンダーの香りをかぐ
・食事や入浴は寝る2時間前までに終わらす
・夜の湯船はぬるめにする
(仕事でクタクタになって帰ってきて、お風呂も入らずに寝てしまうと翌日に疲れが残ります)
・夕飯は軽めにする
・寝る前に一杯の白湯を飲む
・部屋の室温を28℃、湿度を50%前後に設定する
・寝る前の考えごと、悩み、調べごとは手離す
皮膚のかゆみが出やすい方は、体内に熱がこもりやすいので、上半身の頭や首、手を冷やすと寝つきが良くなります。
アイスノンや冷え枕、冷えピタなど。
同時に、頭寒足熱を意識して下腹部や足を温かくして下半身に熱を下げることが大切です。
レッグウォーマーや2枚履きなどすると良いです。
アイマスクもおすすめです。
瞼を閉じても興奮がおさまらない場合、真っ暗にすることで落ち着きやすいです。
寝付いて30〜60分程度でノンレム睡眠に入り、1時間半ほどでレム睡眠に移行するのを4〜5回繰り返します。
レム睡眠は、からだを休ませる眠りで、ノンレム睡眠は、脳を休ませる眠りです。
起床時間を決めたら、逆算して7時間前後とれると良いです。
ぜひ、これらを参考に、自分に合う質の良い睡眠をとるためのハウツーを見つけてみてはいかがでしょうか。
- 2018.07.02 Monday
- 自宅でできるセルフケア
- 09:44
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