ブログほほえみ通信

睡眠と女性ホルモン

睡眠と女性ホルモンがどのように関係しているかご存知ですか。
 
睡眠時には、「成長ホルモン」「メラトニン」「コルチゾール」の3つのホルモンが分泌されます。
 
「成長ホルモン」は、細胞の修復や再生、疲労回復させる効果があります。
入眠後まもなく訪れるもっとも深い睡眠時に大量分泌されます。
睡眠中に脳や体を休養させて心身をリセットします。
 
「メラトニン」は、別名「睡眠ホルモン」とも呼ばれ、入眠をスムーズにする効果があります。
就寝時刻の1〜2時間前から分泌されます。
交感神経から副交感神経へ切り替えてリラックスさせてくれます。
就寝時刻の1〜2時間前から部屋の照明を薄暗くしたり、ブルーライトにあたらないようにするなど入眠しやすい環境づくりすると良いです。
 
「コルチゾール」は、副腎皮質ホルモンの一種で別名「ストレスホルモン」とも呼ばれています。
過度のストレスを受けると分泌量が増加し、脳内の海馬を傷つけて記憶力の低下など悪影響を及ぼします。
入眠後のもっとも深い睡眠時に分泌を抑制させ、質の良い睡眠へ導きます。
朝は分泌量を上げることで血圧や血糖値が上がり、起床準備に入る働きがあります。
 
睡眠不足や寝る時間が遅い日が続くと、自律神経のバランスを崩すだけでなく、エストロゲン(E2)の分泌を低下させます。
エストロゲン(E2)が低いということは卵巣の機能低下につながり、更年期障害さらには閉経にも影響してきます。
卵巣と脳のキャッチボールでエストロゲン(E2)の分泌量が増えて、卵胞刺激ホルモン(FSH)や黄体刺激ホルモン(LH)へ発育を促す働きがあります。
卵胞刺激ホルモン(FSH)はストレスで分泌量が増えやすく、それによってエストロゲン(E2)が低くなりやすいです。
つまり、睡眠と女性ホルモンは密接に関係しているわけです。
 
睡眠で女性ホルモンの良い関係を作るポイントは
・早めに就寝する
・寝る1〜2時間前から入眠環境をつくる
・起床時刻や生活リズムを一定にする
です。
 
体が温かいのも睡眠の質を良くします。
お布団や寝る部屋の暖かい環境つくりも大切です。

 

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不妊治療専門 子宝灸 ほほえみ鍼灸院(練馬 / 池袋 / 新宿)

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