糖質とうまくつきあいましょう
食べ物によって体が作られます。
妊活中の方にはまずは「高タンパク低糖質」を心がけましょう。
食べる順番も最初にタンパク質→最後に炭水化物がおすすめです。
ただし、誤解がないようお伝えしたいのが、低糖質といっても糖質も必要な栄養素であり摂取が必要です。
先日、NHKで糖質制限の番組がありました。
とても分かりやすい内容だったので、簡単にまとめました。
糖質を摂る量も、年齢や性別や運動量など人によって違います。
厚生労働省では
「例えば40代であまり運動をしない女性の場合、220g以上の糖質摂取が必要」と周知しています。
つまり、糖質は悪いものではなく、糖質の種類と量を考えて摂ることが重要です。
<糖質の種類>
単糖類や二糖類:りんご、バナナ、はちみつ、白砂糖
多糖類:食パン、ご飯
<特徴>
単糖類や二糖類
一気に吸収されるため血糖値の急上昇につながり、インスリンが過剰に分泌されやすい。
肥満や糖尿病になりやすい
多糖類
ゆっくり吸収されるため血糖値もゆっくり上昇するので、肥満や糖尿病のリスクが低い。
*吸収が早いと太りやすく、吸収が遅いと太りにくいです
*加糖ブドウ糖液糖(人工的に作られた糖質)は吸収率が早いので危険です
急速に吸収されてドーパミンによって強い快楽を出るため依存性が高いです。
清涼飲料水や甘味の調味料系など身近なものにも入っているので無意識に多くとりがちです。
また、血糖値が上げやすい食べ物は人によって違うそうで、例えばりんごを食べても上がる人もいれば上がらない人もいる。
それは腸内細菌が関係しており、糖質の分解や吸収は腸内細菌によって行われるため人によって違うとのこと。
自分の腸内細菌に合った腸内環境の状態を良くすることが大切だそうです。
<糖質制限する際の注意点>
対象者:肥満の人、糖尿病とその予備軍
期間:1年以内
※極端な糖質制限の長期化は死亡リスクを高めやすいです。
大事なのは、糖質の種類と量を考えて、バランス良く、食べる順番を意識して、ゆっくり食べることです。
良い卵と良い体を作ることが妊活の基本です。
- 2019.11.29 Friday
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- 10:24
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