夏の冷えによって、冬の冷えが強くなり、妊娠しづらくなります
夏の間に冷房や冷たいものの摂り過ぎ、生野菜などの野菜ばかり食べていると、それが冬の冷えに影響してきます。
冬になると、夜寝る時に手足の冷えがきつくてなかなか眠れない方がいらっしゃいます。
冷えることによって「体温が低下」します。
体温が低下すると、体の熱を生み出す「代謝」が弱くなります。
体の熱を生み出すのは、食べ物の栄養素が分解してできる糖、アミノ酸、遊離脂肪酸など。
これをエネルギーといいます。
このエネルギーが血液によって体内の細胞に運ばれます。
このエネルギーによって各細胞や器官、組織が働いて体内に熱が生まれます。
エネルギーの元になるものを運んでいるのが、「血液」です。
水が冷えると凍りますよね。
血液も同じで体が冷えると血管は硬くなり、血液の流れも悪くなります。
ますます熱を生み出す力は弱まります。
体だけでなく子宮や卵巣も冷えて固くなっていきます。
鍼灸治療では体全体を温め、血液の循環を良くしていき、いきわたりにくかった子宮や卵巣に血液を循環させ妊娠へと導きます。
血液が酸素や栄養を運んでいきますから、「血液」のスムーズな循環が大切なのです。
夏冷えが妊娠を遅らせます。
心当たりのある方はしっかり温活をなさってくださいね。
- 2019.11.05 Tuesday
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- 10:12
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