遠い島からのうれしい便り
尼崎に越してきてから、東京時代の患者様からお電話をいただくことがあります。
先日は、ご主人様の仕事の都合で離島へと引っ越しをされた方からお電話をいただきました。
この方のご実家が練馬にあったので、練馬にあった治療院に不妊治療に来てくださっていました。
温灸と鍼で治療をして体の状態を整え、タイミングを取ろうとしていた矢先に、ご主人の離島への転勤が決まりました。
体は鍼灸治療でよくなっていたので、低刺激の体外受精の病院に行っていただきました。
初めての体外受精で、クロミッドも何も使わず1個採卵して妊娠されました。
奥様は都内でそのまま継続をし、時々後主任に会いに島に通っておられました。
そして、出産後に旦那様のいる島へと引っ越しされました。
その後、
「二人目が欲しいけれども、ほほえみ鍼灸院に通えないのでどうしたらいいか」というお電話をいただきました。
出産後に1度だけ体を診させてもらい、体の悪いところを直したので二人目は授かると私たちも思っていました。
そしてお住まいされている島には天然の温泉があるとのことなので、下半身を温めるために天然温泉に週に1度か2度浸かるようお伝えしました。
ほどなくして自然妊娠したとお知らせをいただきました。
その後、無事妊娠したと連絡がありまました。
「出産時の出血も少なく凄い安産で、看護師さんに褒められる出産」だったとのこと。
そして、先日いただいた電話では、なんと3人目がお腹にいるとの嬉しいご報告。
現在6ヶ月ですくすくとお腹の中で成長しているとのこと。
2人目を産んでから忙しかったため、温泉に通うことはできなかったけれども、下半身を温めることはずっとやっていてくれたそうです。
これから暑くなってきますが、実は夏が季節が1番からだを冷やすのです。
どこに行っても冷房がかかっているからです。
暑いからといってシャワー浴だけにしていると、からだの汚れはとれても、疲れはとれず、子宮や卵巣は冷えたままになります。
下半身は冷やすと血行不良になり、子宮や卵巣に栄養や酸素が行きずらくなるので、妊娠しずらくなります。
冷えは妊活にとって大敵です。
暑いからといって冷たいものをたくさんとることも同じです。
飲み物は常温で飲み、からだを冷やさないことが大切です。
東京を離れてもこうして連絡を頂き、私たちが言ったことを守って結果につなげてくださって本当にうれしかったです。
そして、いかに現代人のからだが冷えているかが分かってもらえると思います。