妊娠したら鉄分をしっかり摂って、血流をよく!
妊娠したら鉄分摂取量を増やして血流を良くしましょう。
妊娠すると胎児の分の血液量も必要になるため、体は血液量を増やそうとします。
鉄分が血液を作ります。
鉄分が足りていないと血液量を増やすことが難しくなり、妊娠中は貧血になりやすいです。
血液が酸素と栄養素を胎児に届けるため、貧血状態だと胎児の成長に影響するし、血液がドロドロと流れが悪いと胎児に悪影響を与えます。
とくに妊娠後期に入ると貧血になりやすいので気をつけましょう。
出産時にも大量に出血しますし、出産後も母乳は血液から作られます。
マタニティーブルーや産後うつ、育児ノイローゼなども、鉄分不足が関係します。
鉄分は神経伝達物質であるセロトニンやドーパミン、ノルアドレナリンを作る大事な働きがあります。
これらは、幸せ・やる気・元気を生むホルモンです。
また、体内で発生する活性酸素を除去する役割もあります。
これは、ストレスを軽減してリラックスさせ、血流阻害を防ぎます。
血液量や血流が十分に良いと、出産時もお産が軽く、産後の肥立ちも良く、母乳の出も良くなります。
赤ちゃんの夜泣きがない、たっぷり寝てくれる、感染症など病気にかかりにくい、母乳を良く飲む、表情が豊か、アレルギー症状が少ない、肌がきれい、髪がふさふさしている、など嬉しい効果がたくさんあります。
妊娠中の鉄必要量は20mg/日です。
- 2019.09.10 Tuesday
- 妊娠したら気をつけること
- 10:16
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