ブログほほえみ通信

食事に使う調味料は本物を

妊活をしていてお子さんを望まれている方々に見直していただきたいのが「調味料」です。
醤油、味噌、みりんなどは、ぜひ本物の発酵調味料を使っていただきたいのです。

スーパーなどの量販店にはたくさんの調味料が並んでいますが、添加物を駆使して作られた「○○風調味料」も多く売られていることをご存知でしょうか。

調味料は料理の味を決定づける基本で、使う頻度も高いので、体への影響も大きいのです。
だからこそ、日本の伝統製法で作られた「本物の調味料」を使ってください。


醤油
本醸造。丸大豆で遺伝子組み換えでないものを。
原材料の少ないシンプルなもので、長期に熟成されたものならなおいいです。
アミノ酸、糖類、甘味料、保存料入りのものは避けた方が賢明です。
 
味噌
原材料が大豆、麹、塩だけのものが良いです。
調味料やだし入りのカツオエキス、アミノ酸は味覚を狂わせてしまうため、避けた方が賢明です。
味覚を狂わせるから。
「無添加」と書いてあっても何が無添加なのか確か見てから買ってください。
 
みりん
原材料がもち米、米麹、本格焼酎などでつくられたシンプルなものを選んでください。
長期熟成された手づくりのものを選びましょう。
「みりん風味料」はみりんではありません。
 
本当にいい調味料を使うと材料の味がよく分かり、薄い味付けでも満足感が得られます。
これから妊娠を考えている方は野菜や魚、肉などに使う調味料にも本物を使うことで、からだが健康となり妊娠しやすくもなります。

 

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亜鉛と妊活

施術中に「亜鉛は摂った方が良いですか?」というご質問をいただきました。

亜鉛は、男性の精子をつくる上で必要というのは有名ですが、
亜鉛には、壊れた組織の再生や細胞を作る体の新陳代謝を上げる働きがあります。
女性の場合、受精卵の細胞分裂を促すのに亜鉛が関係します。
 
亜鉛の摂取量は9〜12mg/日
 
亜鉛が不足すると免疫力低下につながり、
風邪をひきやすくなったり、抜け毛や爪が欠けたり、食欲低下、味覚障害など起こしやすいです。
 
牡蠣など海由来の魚介類に多く含まれています。
他にも牛肉やうなぎ、玄米、大豆などにも入っています。
 
亜鉛はミネラルの1つでです。
ミネラルは体の中で作ることが出来ないので、食べ物から摂る必要があります。
けれども、ミネラルの利点は貯蔵できること。
 
妊活中にアルコールを飲んでいる人は少ないと思いますが、アルコールは亜鉛吸収を妨げるので注意が必要です。
 
日頃からバランスの良い食生活を心がけて亜鉛欠乏を防ぎましょう。
 

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ミネラルをしっかり摂り入れましょう

1年で一番過ごしやすい快適な時期がやっと来ました!
忘れがちなのが、水分補給です。
目安として1.5〜2ℓ/日の水を飲んでいますか?
 
水分を適量に摂れていると、血中の糖濃度が薄まり血糖値が下がったり、代謝の質を上げる効果があります。
 
水分といっても、浄水や清涼飲料水、お茶など色々ありますが、「ミネラルウォーター」がおすすめです。
 
たとえば、牛乳をたくさん飲めば骨を強くするカルシウムが摂れると思いがちですが、カルシウムはマグネシウムがあって吸収率を上げてくれます。
 
代謝機能に重要な酵素も体に良いのは有名な話ですが、酵素もミネラルやビタミンがないと機能を発揮できません。
 ビタミンもミネラルがないと機能を発揮できないし、ミネラルもビタミンと一緒でないと酵素を作ることができません。
 
高タンパクが良いといって脂肪の多い肉を食べ過ぎてもコレステロールが上がって血管系疾患になりやすいです。
 
動物性タンパク質が吸収率が高いですが、大豆製品がダメといっているわけではありません。
大豆製品も動脈硬化を防ぐビタミンEが豊富で抗酸化作用が高いポリフェノールが含まれています。
 
体が疲れると酸性に傾きやすく、これが蓄積すると病気になりやすいです。
肉や糖分は酸性に傾きやすい食品ですが、バランス良く栄養を摂ることで、体のpHを弱アルカリに持っていくことができます。
それが健康の秘訣です。
 
牛乳だけ摂り過ぎてもダメ
ビタミンだけ摂り過ぎてもダメ
肉だけ食べ過ぎてもダメ
過剰摂取、何事も過ぎたるは及ばざるごとし、です。
バランス良く摂ることが重要です。
その中で、高タンパク低糖質が重要だと言うことを覚えておいていただけると良いです。
 
細胞の浸透圧作用(栄養を取り入れて老廃物を排出する働き)もミネラルが内外液のバランス調整に必要です。
機能が衰えると、浮腫みや太ったり、だるくなったり、冷えたり、最終的には病気になったりします。
 
いわば、車に例えるとミネラルはオイル、タンパク質や脂肪や炭水化物などはガソリンというイメージを持つと分かりやすいと思います。
 
塩分はナトリウムで余分な塩分を排出する働きはカリウムです。
ナトリウムとカリウム、カルシウムとマグネシウムという連携機能もあります。

私の飼っている高齢猫が腎臓を悪くして具合が悪くなりました。
体内のミネラルバランスを崩しているのではと思い、猫に軟水の硬度30以下のミネラルウォーターをあげたところ、みるみる回復した例もあります。
高齢になると人間も同じで、腎臓機能が低下します。
家にいると浄水で水分補給しやすいですが、高齢の方はミネラルウォーターをペットボトル一本くらい飲めると体のミネラルバランスの維持に良いです。
食材なら海藻類や根菜類にミネラルが豊富に含まれています。
 
栄養が摂れて、血流を良くして、血液の質を良くすれば、細胞も元気になり、病気予防にもつながります。
 
これからの時期、熱中症にもなりやすいです。
毎日のミネラル補給が予防につながります。

 

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妊娠するための体を温める食品選び

野菜は煮たり焼いたりゆでたりして、できるだけ火を入れて食べましょう。


生野菜による水分過多で排出できなかった水分が体に溜まり体を冷やします。

サラダに使われるレタス、キュウリ、キャベツなどは90パーセント以上が水分です。
こうしたものを常に摂ることによって必然的に他の物の摂取量が減ってしまいます。

 
冷えを改善するためには、自然に近い状態のものを食べるようにしましょう。
お砂糖や塩は未精製のものや、精米していない玄米などを積極的に取り入れましょう。
切り身の魚より頭が付いたお魚や、大根なら葉つきのものを。
生より、漬けた漬物、干した魚、野菜などを焼いたり、煮る。
 
野菜は1日300gは摂ってください。
そうするとビタミンやミネラル、植物繊維の所要量がほぼカバーできます。

淡色野菜と緑色野菜のバランスは2対1くらいを目安にしましょう。
できれば野菜は7種類以上とるのが理想的です。

 

サラダが好きならゆでたジャガイモ、ニンジン、ブロッコリーなどの温野菜を摂ることで体を温めます。
またドレッシングをひまわり油、サフラワー油を使うと体を温めるビタミンEが摂れます。
さらにゴマ、しょうが、シソなどを加えると、ミネラルも十分補給できます。


妊娠するためには、体を温める食品を選んで取り入れていくことが大切です。

 

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低糖質、高タンパクを目指すと妊娠力が上がります

糖の摂り過ぎは、体の老化を早める原因になります。
 
「糖化」といって、糖分とタンパク質が加熱によって結びつき褐色の物質をつくって、茶色くします。
たとえば、玉ねぎを炒めると茶色くなるのも糖化です。
体内でも同じように、血糖値が高い状態が続くと糖化が起こり、体をサビさせます。
 
白米や小麦粉や白砂糖など精製された糖分はインスリンを分泌させるので、多く摂取しないほうがいいです。
毎朝パンを食べたり、麺類や菓子パンをよく食べたり、ケーキやチョコレートなどおやつによく食べる方は要注意です。
飲み物でも、乳酸菌飲料や野菜ジュース、果物ジュース、紅茶飲料や清涼飲料水など、知らず知らずのうちに糖質過剰になっている場合もあります。
イモ類も糖質の1つであることを忘れてはいけません。
 
妊活の場合、血糖値が高いと糖化によって卵巣機能が低下し、排卵障害が起こりやすくなり、妊娠力を下げます。
一般症状の場合、肝臓や副腎に負担がかかって、慢性疾患やアレルギー症状、低血糖症、脂肪肝、うつ傾向の症状が現れやすくなります。
 
糖分を摂るなら天然素材のものをできるだけ選びましょう。
たとえば黒糖・きび糖、てんさい糖、オリゴ糖、はちみつ、メープルシロップなどが良いです。
 
ただし、「体に良い」とされているものも摂りすぎるのはよくありません。

小腸内で消化・吸収されにくい糖類のことを「フォドマップ(発酵性糖類)*」と言います。

*(Fermentable:発酵性、Oligosaccharides:オリゴ糖、Disaccharides:二糖類、Monosaccharides:単糖類、Polyols:ポリオール)の略称のこと
たとえば、

オリゴ糖:きな粉、ごぼう、えんどう豆、小豆、玉ねぎ、はちみつ、にんにく、豆腐、小麦、ブロッコリー など
二糖類(乳糖):牛乳、ヨーグルト など
単糖類(果糖):はちみつ、糖蜜、果物 など
ポリオール(キシリトール・ソルビトールなど):シュガーレス菓子、プルーン、イチジク、マッシュルーム など
 
これらは一般的に体に良いとされていますが、摂り過ぎると毒になります。
 
フォドマップを摂り過ぎると、大腸で吸収されず、残ったフォドマップが腸内細菌のエサになって発酵して、腸内で多量のガスを作り出し、腹部膨満感を起こします。
発酵されずに残ったフォドマップは、下痢を起こしたりします。
 
炭水化物も5大栄養素の1つです。
ブドウ糖もエネルギー源として大事なことも有名です。悪者なわけではなく、
「摂る糖質を選ぶこと」「摂り過ぎに注意すること」「食べる順番を考えること(食物繊維→タンパク質→炭水化物)」
が大事です。
 
タンパク質が不足すると甘い物を欲しやすくなるので、甘いものを求めがちな時はタンパク質に意識をむけるようにしたり、
タンパク質をせっかく意識して摂っても、甘いものも同じように摂っていたら糖化される量も増えてしまうので減らす努力なども全て自分に返ってきます。
 
低糖質、高タンパクを目指すと妊娠力が上がります。
「低糖質」を心がけることが体の健康を守ります。
 
前回のタンパク質の記事と併せて参考にしてみてください。
http://kodakara.hohoemi-baby.net/?eid=955

 

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栄養不足が不妊の原因に。タンパク質をしっかり摂りましょう

なかなか妊娠しないのは何でだろう・・
どうして流産しやすいのだろう・・
その原因、もしかしたら「栄養不足」が関係しているかもしれません。
 
現代は豊食の時代ですが、同時に戦後以下の栄養失調の時代とも言われています。
それは、加工食品、食品添加物、人工甘味料をはじめ、冷たい飲食物、インスタント食品など、お腹は満たされるけれど、栄養分が少ない飲食物が増えたからです。
 
今回は、「一番大事なもの」という意味を持つプロテイン(英語)=タンパク質について紹介します。
 
うつ病や浮腫みもタンパク質不足が原因と言われています。
 
タンパク質は骨、歯、爪、毛髪、内臓、皮膚、筋肉、血液、血管、酵素、ホルモンなど全身に必要な源です。
不足すると、不妊だけでなく、慢性疾患や精神疾患を起こしやすくします。
 
では、タンパク質をどれくらい摂ったらいいのか?
一般的に1日に必要なタンパク質摂取量は、50〜75gと言われています。
 
食材によって含まれるタンパク質量は異なりますし、さらに体内に吸収される摂取率(プロテインスコア)も食材によって変わります。
 
結論からいうと、
お肉200g + 卵3個 を毎日摂れると、タンパク質50g/日 摂取できます。
 
卵の場合、プロテインスコアが100%なので、食材に含まれているタンパク質を100%吸収できることになります。
卵1.5個でタンパク質10gが摂れます。つまり3個で20g摂れるとなります。
 
肉の場合、200gでタンパク質40g含まれており、プロテインスコアが79%なので、40g×79%=31.6g/日が摂れることになります。
 
合計 50g/日 と計算上はなります。
 
あるいは、手のひらサイズの肉・魚・卵・(納豆+豆腐半丁)がおよそ100gなので、
それぞれ2つ組み合わせて毎食摂るのも良いです。
 
が、「そんなに沢山食べれない」という声の方が正直多いです。
 
そこで、簡単に摂れるのでオススメが「プロテイン」です。
 
プロテインと聞くと、アスリートが飲むものと思いますよね?
 
プロテインに関してよくいただく質問を紐解いてみます。

Q:プロテインを摂ると筋肉ムキムキになるのでは?
A:生命維持に最も必要な臓器の修復に使われるので、適量を摂っていれば筋肉ムキムキになることはありません。
むしろ、不足している人の方が多いです。
 
Q:プロテインを摂ったら太るのでは?
A:逆に肥満解消に良いです。タンパク質が満たされてくると甘い物を求めなくなり、糖質減量につながるそうです。
 
加齢とともに、栄養不足になりがちなので、加齢とともに栄養を継ぎ足していくことが大切です。
 
タンパク質も動物性の方が吸収されやすいし、
プロテインもソイプロテインよりもホエイプロテインを選ぶのがオススメです。
肉魚でなく豆腐や納豆で摂っている場合、お腹は膨らむけれど摂取量は少なくなりますので、摂っているつもりで、タンパク質欠乏を起こしている場合もあります
 
「タンパク質を意識して肉魚を摂っています」という方もいますが、よく話を伺うと、量が全然足りていないこともあります。
枯れそうな植物にスポイトで水をあげても生き返らないように、必要量が摂れてはじめて効果が現れます。
 
これまで肉を食べてきていない、肉卵が苦手、胃腸が弱いという方は、重度のタンパク質不足です。
いきなりタンパク質を沢山摂ると、胃腸障害を起こしやすいので、
最初は肉ではなく、プロテインを少量ずつから始めて、胃腸が元気になってきたら、肉を摂るようにすると体に優しいです。
胃腸障害が起こった場合は、やめるのではなく量を減らして、少しずつでも継続するのが大切です。
 
元気な方は、プロテイン20g(60cc)を1日2回=卵6個分のタンパク質量
 
胃腸が弱い方は、プロテイン5g(15cc)を1日2回から始めて3ヶ月ごとに量を調整する
 
今は色々な味のプロテインがありますが、甘いのが苦手な方は、人工甘味料が無いホエイプロテインもあります。
 
タンパク質は貯金できないので、毎日こまめに摂る必要がありますが、
偏食は体に良くないので、バランス良く食べるようにしてくださいね。
食べ過ぎもアレルギーの原因になる場合もあります。
 
※肝臓や腎臓の病気を患っている方は、摂る量を調べる必要があります。
 
体づくり(母体づくり)と鍼灸治療や足湯など温活で血流を良くすることで、卵子を元気にします。

 

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ミネラルとうまく付き合って、高血圧予防

来年から高血圧の基準値が変わるという話が上がってます。
https://style.nikkei.com/article/DGXKZO36175460V01C18A0TCC000?channel=DF130120166089
 
お医者さんから高血圧と診断されると降圧剤が処方され、長期間服用するように言われます。
この新しい基準値になると、高血圧の該当者が増えます。
今より薬を飲む人が増えるということです。
 
今回は高血圧にならないよう、自分で予防する方法の1つ、塩加減についてご紹介します。
 
加齢とともに血圧が高くなりやすく、高齢になるほど血圧を気にして塩分を控えめになりがちですよね。
実は減塩すれば高血圧を防げるかと言うとそうではないようです。
 
体に必要な栄養素の1つに「ミネラル」があります。
ミネラルは、身体の組織や細胞を満たしている体液の浸透圧を調整する働きがあります。
ミネラルの代表的なものが「ナトリウム」「カリウム」「マグネシウム」「カルシウム」です。
つまり、これらのミネラルバランスによって必要なミネラルを「補給」し、有害なミネラルを「排出」します。
 
◆ナトリウム
塩分の主成分はナトリウムで、血圧の維持、神経や筋肉の働きに欠かせない必要な栄養素です。
塩分が不足すると、熱中症の症状を起こしやすいです。
たとえば、血糖値を正常に保てず、緩んだ筋肉を引きしめられず、新陳代謝の衰えや筋肉疲労が起きたり、食欲減退や喉の渇きに気づかず脱水症状になったり、血圧低下による脳梗塞や認知機能の低下、尿中に出した塩分を再吸収しようとし腎臓機能低下を起こしやすいです。
 
加齢によって血管周囲の筋肉が衰えるため、血管のポンプ機能が低下し、補うために心臓が高い圧力で血液を送り出そうとすることで高血圧の原因になります。
塩分は緩んだ筋肉を引き締める効果があります。
 
◆カリウム
体内で増え過ぎたナトリウムは、カリウムが余分なナトリウムを排出して血圧を下げてくれます。
カリウムが不足すると、浮腫みやすくなります。
 
◆カルシウム
カルシウムは、骨や歯などの原料になったり、血液の凝固や筋肉の収縮、神経の興奮を抑える働きがあります。
カルシウムが不足すると、イライラしやすく、骨粗鬆症など起こりやすいです。
 
◆マグネシウム
マグネシウムは、血管のポンプ機能を助ける働きがあります。
マグネシウムが不足すると便秘になりやすいです。
 
ただミネラルは体内で作れないので、食生活の中から補う必要があります。
 
まず、お塩やお味噌など塩分が含まれる食材を購入する際に、裏面の成分表を見てみてください。
たとえば塩分の場合、工業的に作られた精製塩は塩化ナトリウム(塩分)99.9%で他のミネラルがほとんど含まれていないです。
でも岩塩や色のついた天然塩などは、塩化ナトリウム約70〜80%前後だったり、マグネシウムが6〜9%、カリウムが約2%ほど含まれている場合もあります。
既に買ったばかりで新しく買えない場合で、成分表にナトリウム以外のミネラル記載がなければ、食べ物から補うことです。
たとえばインスタントお味噌汁が濃いからといって、お湯でいくら薄めても塩分の摂取量は変わらないのです。
その場合、必要なミネラル食材(お野菜など)をお味噌汁に追加することです。
 
例)
カリウム:ほうれん草、アスパラガス、ブロッコリーなど野菜、アボカド、いも類、果物、海草類など
マグネシウム:ほうれん草、アーモンド、干しひじき、玄米、大豆、納豆、カシューナッツ、ごま、桜海老など
カルシウム:牛乳やヨーグルトなど乳製品、豆腐や納豆など大豆製品、小魚、海藻類、緑黄色野菜など
 
精製塩はなめると舌がピリッと塩味のみ感じやすく、
天然塩はマグネシウムが旨味やコク、カルシウムが甘味、カリウムが酸味など複数の味わいがあります。
 
それから、冬の水分補給を忘れがちだったり、足りてなかったりする方が最近いらっしゃいます。
意識的に摂取すると、代謝を良くしますので、そちらもお忘れなく。
 
参考になれば幸いです。
 

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からだを温める食材をとると自律神経が整います。

毎日の食事は自律神経にも影響してきます。

 

また食品とそれを食べる人の性質は似てくるとも言います。
たとえば、フワフワのパンやケーキ、水分たっぷりのフルーツなどが好きな人は、色白でぽっちゃりとした体形になりやすく、硬い食べ物やゴボウなどの根菜類が好きな人は、引き締まった体型になりやすいようです。
 
わたしたちのからだは毎日食べている食事からできています。
たまに外食することはストレス解消になるので問題ないですが、やはり体に良いものを摂取するためには家での食事を基本にしましょう。
また家でご飯を食べると、食費も多くかかりません。

生野菜のサラダやフルーツはからだを冷やす性質があるので、できる限り根菜類の煮物などを休みの日に多めに作って食べるようにするとからだが温まり、基礎代謝がアップして脂肪の燃焼がうまくすすみ、免疫力もアップし自律神経も整ってきます。

 

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糖質との付き合い方

夏の疲れが出やすく、季節の変わり目による気温差で疲労感がなかなかぬけないという方が多いようです。
 
「疲労解消に」と、つい甘い物に手が伸びてしまいますよね。
 糖質も体に必要な栄養素ではありますが、今回は糖質摂り過ぎ注意の「糖尿病予防」についてまとめてみました。
 
コンビニや自販機など手軽に甘い物が入手しやすい分、気づかぬうちに糖質の摂り過ぎに..なんてことも少なくないです。
甘い飲み物には、砂糖が多く含まれている上、液体で消化されやすいため、摂取後の血糖値も即効で上がりやすいです。
 
まずは、食事の内容と食事の順番と食べ方が大切になります。
 
(食事の内容)
・野菜やきのこ類、海藻類、未精製の穀物など食物繊維が豊富でよく噛む必要がある素材を多く心がける
・筋肉の元になるたんぱく質を心がける
・和食中心の食事を心がける
 
(食べ方)
・食事は適量で
・ゆっくり時間をかけて
・よく噛み
・ゆっくり味わい、食を楽しむ
 
すると、血糖値の急激な上昇を抑えられ食べ過ぎを防ぐことができます。
 
(食事の順番)
食物繊維豊富な野菜類など → たんぱく質 → 炭水化物(糖質)
 
消化吸収速度が遅いものから摂り、糖質が一番最後にくるような順番が◎
 
ご飯、パン、麺類、いも類、かぼちゃ、あずき、などは炭水化物で糖質が多く含まれています。
 
炭水化物→ブドウ糖+膵臓から分泌されるインスリン→血液中から細胞へブドウ糖が運ばれて→エネルギーが作られる
 
インスリンの分泌不足やインスリンに対する反応が悪い状態だと、ブドウ糖をうまく活用できなくなり、血中に糖質が溜まって血糖値が上がります。
 
食生活、運動不足、ストレス、加齢などが要因で、進行すると血管が傷つきやすくなり、全身への合併症や脳卒中、認知症、がん などを引き起こしやすいです。
 
食事で摂ったエネルギーは、筋肉を使う運動で消費すれば血糖値も安定しやすいので、食後に動くよう心がけると◎
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスが体重維持コントロールに◎
ウォーキングなど有酸素運動や軽度なスクワットなど筋肉に負荷をかける運動なども◎
 
筋肉量の減少につれブドウ糖の消費量も減少し、血液中のブドウ糖が溜まりやすくなるので、筋肉量を維持することも大切です。
 
NHKの番組でも「血糖値スパイク」の特集が以前にありましたが、食後の血糖値が上がりやすいことをさしており、
若くて痩せている女性でも血糖値の異常上昇はあるとのこと。
生活習慣を振り返ることは誰しも関係します。
 
あともう一息!という時に手が伸びるエナジードリンクや栄養ドリンクも砂糖が多く含まれているため、摂り過ぎに注意が必要です。
 
血糖値が高いと、女性の場合、排卵が起きにくくなったり、生理不順や妊娠糖尿病などにも影響が起きやすいです。
また逆に、血糖値が低過ぎると、脳と筋肉がエネルギー不足を感じ、めまいや頭痛、集中力の低下など引き起こしやすいです。
 
高齢者は筋力低下で転倒や骨折で寝た切りになったり、エネルギー不足で脳の働きが低下し、うつ病や認知症をおこしやすくなったりします。
 
糖質を摂り過ぎても、少な過ぎても体によくないことが分かります。
全てバランスが大切という結論です。
 
無理はしない方がいいので、少しずつ変えていくと良いです。
どうぞ、参考になさってみてください。

 

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鉄を上手に摂りましょう

鉄分は栄養と酸素を全身に運んだり、エネルギー代謝を良くする働きがあります。
毎月の月経や病院での採血など血液を失う機会はわりと多いものです。
失った分、補う必要があります。
 
我が家では、毎朝のヨーグルトに、「きな粉」+「黒ごま」+「黒糖」を使ったジンジャーシロップにえごま油を入れています。
 
きな粉、ごま、黒糖は鉄分がはいっているためなのか、毎年、健康診断で貧血に引っかかっていた父がここ2年クリアーしています。
母もヘモグロビン値のランクが昨年よりも上がっています。
 
毎日2回めまいがあった患者さんもサプリメントの鉄の摂取量を増やしたら改善したとおっしゃっていました。
 
だるい、疲れやすい、頭が重い、耳鳴り、動悸息切れ などの体の不調を感じる場合、鉄が不足している可能性があります。
 
鉄分を摂取する際は、たんぱく質とビタミンCを一緒にとると体内に吸収されやすくなります。
また、動物性の鉄分(ヘム鉄)も体内への吸収が早いので、おすすめです。
サプリメントでもヘム鉄はありますし、レバーや牛肉の赤身部分に鉄分が豊富です。
 
妊活中ならば、焼き鳥レバーを多めに用意し、串を抜いてバラし、毎日食べれる量ずつ小分けにラップし、冷凍すると、習慣的に食べやすいです。
タレは多めにもらい、タッパーなど容器に入れておき、毎日レンジでレバーを温めてタレに浸けて食べると美味しいです。


「毎日」「少量ずつ」がポイントなので、サプリメントやお薬のように摂ると良いですね。

けれども、妊娠中はレバーはお控えくださいね。

 

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