睡眠と免疫力と妊娠
「睡眠時間は長ければいい」そう思っていませんか。
自律神経は自分の意思とは関係なく働いています。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられ、この2つの神経がバランスをとりながら働いています。
仕事をしている時などの緊張した状態では「交感神経」が優位となり、リラックスした状態では「副交感神経」が優位となります。
いわば、アクセルとブレーキのような役割を果たしているのです。
心身に過激なストレスがかかると、緊張した神経が優位になって免疫力が低下して体温が下がります。
仕事でのストレスが思わぬような病気に移行することもあります。
妊活中の方は特にストレスから体温がガタガタになったり、排卵がなかったり、いつが排卵なのか分からないこともあります。
また卵子を育てるホルモンは夜9時ごろから活発に出てきます。
早めに睡眠を取ることで卵子の質が変わってきます。
「睡眠時間が短くても平気」という人がいますが、それは「緊張した神経が長い」ということなので、体にとっていいことではないのです。
ましてや妊娠を考えているのなら、早めに休みましょう。
睡眠中は緊張した神経が鎮まり、リラックス神経が優位になります。
また免疫力が高まり、ホルモンバランスが整います。
たんぱく質多めの食事を摂り、湯船に入り緊張した神経をしずめて、赤ちゃんを迎える準備をしましょうね。
- 2020.07.15 Wednesday
- 自宅でできるセルフケア
- 10:20
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